運命の人

ああ、この頃はこんなにも幸せだったんだ。
夢と希望にあふれてたよね。
この言葉をくれた人の瞳も、今ではすっかり曇って。
僕は、大切な人をダメにしてしまう天才らしい。


「ああ 幸せ!」
『ホントだね』
「こんなことなら もっと早くに逢いたかったな」

   ようやく見つけた

『でも 昔の僕に逢っても
 こうはいかなかったと思うよ』
「どうして?」

   運命の 人

『だって 昔はもっと性格悪かったもん』
「えー? そうなの?」

   君と巡り逢うために

『それは君だってそうじゃない?』
「そうなのかなあ……」

   僕はいくつも恋をして

『僕に逢うまでの間にいろんなことがあって
 いまの君があるんでしょう?』

   僕は何度もキズついて

「いまの……僕……」
『無駄な過去なんてなにひとつないんだよ』

   とても長い時間がかかったけれど

『僕が運命の人だっていうなら
 それまでに巡り逢ってきた人達も
 すべて運命の人だってことだと思うな』

   やっと君に逢えたんだ

「すべて……」
『僕達のいままでにあった
 すべての出来事とすべての人々に
 感謝しなくちゃね』

   なんだかどこかで聞いたようなセリフだけど

「その考え方って なんだか宗教じみてない?」
『それでもいいんじゃない?
 こうやって幸せな時間が過ごせてるのなら さ』

   ウソなんかじゃないよ

「細かいことは気にしちゃダメってことか」
『ま そういうことにしておいてよ』

   いまの素直な気持ちなんだ

「大好きだもん 気にしないよ」
『ありがとう 僕も大好き』

   今度こそ大切にするよ

「逢えてよかった」
『僕もね』

   ずっと一緒にいようね

…………
………
……

lyrics, rubbish

Posted by CINDY