夜明けと夕闇

夜明けと夕闇は、僕の永遠のテーマとなり得ると感じています。
ADHD故に白黒ハッキリしていないと何事も納得がいかず、グレーゾーンをなかなか理解できないからです。
某所のトップページを飾っていた詩なので、配置やカラーリングが某所のままなのですけれどもね。
以下は、当時書かれた、このテーマに関する補足みたいなものです。


影。夜。闇。
光を重んじる者達から疎まれる、世界の裏側。
この世が光で満たされるべきものならば、どうしてそれらは存在するのか。
それは、光がこの世のすべてではないということ。
光の世界に見えるものだけが、真実であるとは限らないということ。
暗闇の中にも、隠された真実が存在するということ。
光があって影があるという事実を、知らなければならない。
……しかし、この世には、光と闇の狭間も存在する。
夜明けと夕闇のように。
それは、昼と夜の間にある刹那の時間。
昼に比べれば、夜に比べれば、ほんの一瞬でしかない。
けれど、そのどちらでも、ない。
僕は、真昼の光の中には居られない。
綺麗なものだけで構成された世界に、僕の求める真実は存在しないから。
けれども僕は、夜の闇に長くいられるほど、強くもない。
ならば、その間にいることにしよう。
そこが唯一、僕が僕で居られる場所かも、しれないのだから。

lyrics夜明けと夕闇

Posted by CINDY