– I N F I N I T Y –

あなたが見ているだけの部分が、世の中の全てではないんです。
あなたが普段は目を背ける闇にさえ、すばらしい価値があるのです。
でも、僕は闇にいられるほどの素質もなければ根性もないので、光と闇の間に棲むことにしました。
夜明けと、夕闇。
その瞬間が、ちいさな僕にはとても心地よいのです。
……ミミズクの神様。
何故烏ではないのかというと、この間夢でミミズクのずきんをかぶった自分を見たからです。
僕はフクロウやミミズクに似ているそうですよ。
よく似た顔の神様にお祈りするのも悪くはないかな、と。
烏の神様は困った時に助けてくれたけど、ミミズクの神様はそうでもなさそうだしね。
なんたって僕に似てるんだもの。そりゃ無理だ。


永遠を何分の1に縮めたら
僕と同じ長さになると思う?
僕の命はあまりに短くて
世界の全てを知るには足らなさ過ぎる
蜃気楼の彼方に融け合う
夜明けと夕闇
そこで見つけた世界の欠片
黒い光に透かせば
世界の断片が見える
いつか僕もそこへいけたらと
黒いミミズクの神様に微かな祈りを捧げる

lyrics夜明けと夕闇

Posted by CINDY