– R E B I R T H –

一時として安定したことのない人生を送ってきました。
幸せは永く続かないことを、僕は知っています。
でも、失ってしまったからといって、嘆き悲しむだけではなにも始まりません。
引っ越しの際に掃除し終わった部屋が、引っ越してきたばかりの部屋に似ているように。
そこですべてが終わるわけではなく、そこから新しいなにかが始まろうとしているんです。
自分を好きになって、自分に磨きをかけて、自分に自信を持って。
日々新しい自分に生まれ変わりなさいと、烏と梟の神様がそう告げています。
無限の可能性を秘めた夜明けと夕闇が、僕に勇気を分けてくれます。
頑張る僕を応援するみんなの声が、僕の背中を押してくれます。
独りじゃないことを思い出せたら、僕は最期の瞬間まで頑張れるでしょう。

安定とは無縁の人生
今日も積み上げてきたものが
抵抗虚しく崩れ去っていく
だけど嘆くことはない
終わりと始まりはつながってるんだ
今日流した涙は
決して無駄にならない
涙の一粒さえも
輝きに変えてみせるよ
夕闇に鳴く梟が終わりを告げ
夜明けに鳴く烏が始まりを呼ぶ
終わりと始まりの同居するこの場所で
毎日生まれ変わるんだ