処刑洞(未完)
思いつきで書き始めたROのえろSS。触手の描写や展開が細切れにしか思いつかないので、書けている部分だけとりあえず掲載。
モンクはVIT寄りバランスで、ハンタ3人組は♀が二極(DEX160目標)で♂ふたりは鷹師と罠師です。このPTがバランスがいいのか悪いのかは不明。
男の子と女の子じゃえっちの観点が違うだろうし、僕がこうかなと思っていてもみんなはそうじゃないのかもだし、難しいね。
普段は人も寄りつかないような深い森の中に、珍しく人の気配がする。
生い茂った木々は日の光を遮り、まだ真昼だというのにあたりは薄暗い。
「……なあ、もうコイツにも飽きてきたし、そろそろ始末するか?」
ひとりが、気だるそうに言った。
「だね」
頭上を、数羽のファルコンが飛び回っている。ハンターのようだ。
男たちの声に混じって、女の声。
「…ぁ…んはぁ…もっと、もっとぉ……」
虚ろな目をした女は、もうすっかり正気を失っていた。
「まったく、しょうがないなぁ。これが最後だよ?」
ハンターのうちのひとりが四つん這いになった女の胸を背後から鷲掴みにすると、肉棒を蜜壷へ荒々しくねじ込んだ。
「んあぁ……!」
女は歓喜の声を上げ、狂ったように腰を振る。
後ろひとつに編み上げた黒髪とボロボロになった胴着が、腰の動きに合わせるかのように虚しく揺れていた。
「神罰の代行者ともあろうものが…」
もうひとりのハンターがおもむろに肉棒を取り出し、モンクの口に押し込んだ。
モンクは嫌がるどころかむしろ自分からハンターの腰にしがみつき、肉棒をしゃぶりあげる。
「これだけ輪姦しても、まだ締め上げてくるよ、この子」
ハンターは息を荒げ、激しく腰を打ち付ける。
もうひとりもモンクの頭を掴み、口内をめちゃめちゃに犯し続ける。
粘つく音がより一層大きくあたりに響く。
「んぐ、んぶぶっ……」
モンクが、一瞬身体を強張らせた。
一寸遅れて、ハンターのひとりも身を震わせる。
「っ、出るッ…」
言うが早いか、腰を掴むと一気に奥まで貫き、溢れるほど欲望を吐き出す。
「……こぼさず飲めよッ」
口を犯していたハンターも、ほぼ同時に引鉄を引いた。
「ごぼっ…!!」
モンクは両の口から白濁を漏らしながら、崩れ落ちるように地に伏した。
「コイツっ…こぼすなっつったろーがッ!」
ハンターが不服そうな顔でモンクの腹を蹴り上げる。
モンクの低い呻き声は、突風に揺れる木々のざわめきでかき消された。
「……そこまで」
さっきから微動だにせずその様子を眺めていた人影が、重い口を開いた。
「もう充分堪能しただろう。行くぞ」
リーダー格と思われるその女ハンターが号令をかけると、男ハンターたちは無言で身支度を整え始めた。
そして数分後、立つことさえままならないモンクをずるずると引きずるようにして、彼らは再び森の中へ姿を消していった。
フェイヨンの弓手村に3人とひとりが姿を現したのは、それからしばらくあとのことだった。
モンクは未だハンターふたりに引きずられ続けている。気を失ったままのようだ。
「なあ姉御。
コイツ気ィ失っちまったし、別に足鎖なんざ要らねえんじゃ?」
先頭を歩く女ハンターは、彼らに背を向けたまま無表情で言い放つ。
「気を抜くな。
そろそろ薬も切れている頃だ、正気に戻った状態で目が醒められてはな」
モンクにはいつの間にか手錠と重い足鎖がかけられ、目隠しの上猿轡までかまされていた。
「……まあ、そうでなくともそのうち目は醒める……」
女ハンターは小さく呟くと、背負っていたハンターボウを手に取った。
行く手には、岩肌を切り取ったかのように、洞穴がぽっかりと口を開けている。
真昼の日差しを避けるように、4人の人影が闇に溶け込んでいった。
昔、この洞窟にたくさんの死体が捨てられたと、村の女が言っていた。
死んでも死にきれなかった者たちが、生者を妬み、羨むかのようにまとわりついてくる。
ハンターたちは弓を引き絞り、銀の矢を放つ。それに合わせるかのようにファルコンが空を切る。
弱点を射貫かれた亡者が倒れ、ファルコンの体当たりで骸骨が砕け散る。
しかし彼らに安息はない。ややもするとまた立ち上がり、手近かな生物に襲い掛かろうとする。
「まったくまぁ、次から次へと……キリがないな」
「あと少しだ、我慢しろ」
ため息をつく男ハンターに、女ハンターが檄を飛ばす。
「ハァ、姉御はいつも元気だねえ……」
「当たり前だ、秘密を漏らされては敵わんからな」
手を休めることなく次々と矢を放つ女ハンターの姿を見て、男ハンターはまたため息をついた。
「ま、それに、この方法なら、脱走者も生還者もまず出ないしね……」
もうひとりの男ハンターが、ファルコンを操りつつそう呟いた。
「……このあたりでいいな」
池のほとりに出たところで、女ハンターが立ち止まった。
ため息ばかりついていた男ハンターがバックパックからトラップを取り出し、床にセットする。
もうひとりの男ハンターが慎重に狙いを定め、セットされたブラストマインを亡者の群れの中心めがけて弾き飛ばす。
トラップは絶妙のタイミングで爆発し、亡者たちは一瞬で消し飛んだ。
「清掃完了」
「よし」
周囲の安全を確保できたのを確認すると、女ハンターがすばやくモンクの拘束を解く。
ふたりの男ハンターが解放されたモンクの手首足首を掴んで持ち上げる。
「いいか、せーのでいくぞ……」
「あぃょ…せ、ぇ、のっと!」
そのまま二、三度揺らして勢いをつけた後、池の中心めがけて放り投げた。
着水と同時に、大きな飛沫が上がる。
「ごぼ……かはっ?!」
凍るような水温に、モンクは意識を取り戻した。
「……気がついたか?」
遠くで、女ハンターの声がする。
モンクは咄嗟に声のする方を向いた。
「お前!
これはなんのつも…っ…ぅぁ?」
不意になにかがモンクの腕を掴んだ。
さっきから身体が重い。というよりも動けない。どうにも様子が変だ。
「ちょ、なにこれ?!」
それもそのはず。モンクの四肢を、水底から生える無数の触手がぎっちりと抑えつけていた。
「なにって、見りゃわかるだろ。
ヒドラだぜ……くくくく」
男ハンターが笑いを堪えながらその様子を見ている。
フェイヨンダンジョンのヒドラ池の中に、モンクは放り込まれていたのだ。
「ひゃはッ。
さっきのイッちゃってた姿も面白かったけどさ、これはこれでまた面白いねぇ?」
もうひとりの男ハンターも、眼前のショーにクギヅケだ。
思うように動けないモンクの首筋を、腹を、太腿を、ヒドラの長い触手がぬるぬると這い回る。
耳元で粘ついた音を立てながら、首筋から肩口を、背筋を滑っていく。
「~~~~~~!」
あまりの気持ち悪さに声を上げるも、声にならない。
--早くこの魔物の群れから抜け出して、あの密猟者共に引導を渡さなくては!
もがけばもがくほど、触手は手足に絡みつき、モンクの自由を奪っていく。
気を練ろうと神経を集中させようとしても、触手が全身をのた打ち回る不快感で集中を乱されてしまう。
動きを封じられ、術のひとつも使えない状況に、モンクはたまらず叫ぶ。
「くそおぉ…!!」
「クソ、だなんてよ……腐っても神の使徒だろーが、そんな汚い言葉、軽々しく吐くもんじゃないぜ?」
男ハンターの言葉が、モンクの神経を逆撫でする。
「貴様~…!!」
「まー、いくら体力あるっつってもさ、そンだけの数のヒドラからは逃げられないと思うよ?」
「確かに、スゲー体力だったけどな。
薬で理性の箍が飛んでたのもあるんだろうが、孕むほどたっぷりと注ぎ込んでも、まだまだって顔して、な」
その言葉に、モンクの表情が凍りついた。
密猟者たちの返り討ちに遭い、意識が遠のく中、なにかを口の中に流し込まれたのは覚えている。
灼けつく咽喉、回る地面、朱色の瓶。だが、そこから先の記憶はない。
「すげえ締め付けだったぜ、あれだけ代わる代わる犯しても食いつくようにしっかり奥まで咥え込んでなぁ……モンク様は身体の鍛え具合が違うってか?」
神に捧ぐべき身の純潔は、奪われていた。
そしてその汚れた身が、いま無数の魔物に蹂躙されている。
「…ぁ…あぁ……!」
モンクは泣いた。
涙で周囲の景色が翳む。自分を汚した者たちの姿さえも。
言い様のない深い悲しみが、モンクの心を塗りつぶしていく。
こころが悲しみ一色に染まった刹那、頭の奥でなにかがぷつりと切れた。
溢れ出す熱い涙が、悲しみを怒りに変わる。
「やめろ、やめろおおぉぉぉ……!!」
モンクは洞穴中に響き渡るような声で吼えた。
「ありゃ、キレちゃったかな……?」
ハンターの声も聞かず、全身にありったけの力をこめ、触手を振りほどこうとする。
その時、首筋にちくりと痛みを感じた。
「な…?!」
「あーあ、あんまり暴れるからヒドラが怒っちゃったじゃん」
首筋から少しずつ、身体が麻痺していくような感覚が広がっていく。
幽かな痛みが、脇腹や内股にも起こる。
「ヒドラは触手の毒で獲物を痺れさせてから捕食するからな……おとなしくしてりゃいいのによ」
「ヒドラの毒は残酷だよ?
四肢の動きが鈍るだけで、全身の感覚は残されたままになるんだから」
「ぁ…ぁ……!」
ハンターたちが言うが早いか、モンクの全身にヒドラの毒が回り、思うように力が入らなくなった。
おとなしくなったモンクの身体を、ふたたび無数の触手がまさぐり始める。
ぬめぬめとした不快感をそのままに……ハンターたちの言う通り、モンクの五感はしっかりと残されていた。
「……ああ、言い忘れてたんだけど、ヒドラの好物はニンゲンなんだよね。
特にさ、ニンゲンのメスをいたぶりながら、ってのが大好きなの」
「ひ……!」
--殺される……
触手が首に絡みついたとき、モンクは一瞬そう感じた。
実際は、そのまま食い殺された方がいくらかましだったかもしれない。
「んっ…ぅ?!」
予想外の触手の動きに、モンクは動揺を隠せなかった。
何本もの触手が、半ばはだけた胴着の中へ滑り込んでゆく。
長い触手がモンクの胸のふくらみへ螺旋状に巻きつき、何度も不規則に締め付ける。
「っ…ちょ…やだ…っ」
触手が蠢くたび、柔らかなふくらみがいびつに変形する。
ふくらみのまわりを這いずっていた別の触手が先端を探り当て、ぬるり、ぬるりと撫でまわす。
「くぁ…ぁぅ……!」
触手の冷ややかな感触もあいまって先端は固く尖り、さらに敏感さを増した。
その反応を喜ぶかのようにさらに触手が踊り、先端を弄ぶ。
「すごいでしょ……こんなたくさんのヒドラに虐められたら、もうニンゲンじゃ満足できない身体になっちゃうかもね?」
遠くでハンターたちがくすくすと笑う。
無数の触手に身体半分覆われたモンクに、少しずつ変化が起き始めていた。
当初から感じていた不快感に、なんともいえない感覚が混じる。
「はぅ……っ」
ぞわぞわと首筋から背筋を抜け、腰まで届くような。
その感覚が何度も走るたび、全身がびくり、びくりと痙攣するように震える。
「っあぁ……ん…っ」
モンクの口から声が漏れるたび、触手たちの動きは妖しさを増す。
腹や内股を這っていた触手が、下着の中にも滑り込んでいく。
「ゃ…やめ……!」
何本もの触手が茂みを掻き分けてその奥を探る。
やがてそのうちの1本が、モンクの最大の弱点に到達した。
「……ひあぁ?!」
触手が赤く熟れた秘丘の突起を擦り上げると、モンクはびくりと仰け反った。
モンクの反応を感じ取ったのか、にわかに触手たちの動きが騒がしくなってきた。
何本もの触手が下着の中へと潜り込み、代わる代わる突起を捏ね上げる。
「ふぁ…ふあぁ……」
意に反して、身体中がどんどん敏感になっていく。
モンクの全身は熱を帯び、呼吸は乱れ、心拍数は徐々に上がっていく。
霞がかかったような頭の奥で、なにかが融けていくような感覚をおぼえる。
--もう、なにも考えられなくなっていきそうだ。
融けていくのは、理性だろうか。
その時、時折痙攣していたモンクの秘裂から、とろりと蜜がこぼれ落ちた。
蜜に気づいたかのように、無数のヒドラのうちの1匹が動きを止めた。
ヒドラは、ほんのりとピンク色に染まっていく。
その様子を見た男ハンターが微笑した。
「あ、あのヒドラ、発情してる」
「ん?
発情するとどうなるんだ?」
「あれ見てみなよ」
発情したヒドラから、モンクの身体を蹂躙する触手とは少し違った触手が伸びた。
妖しく脈打つ透明な触手に、不気味な色の球体が無数に詰まっている。
「普段は分裂して増殖するんだけど、発情したヒドラは、あの輸卵管で獲物の体内に幼生を産み付けるんだよ」
それを聞き、モンクは我に返った。
「ひぃ、だめ……やめて、こないで!」
抵抗しようとするモンクの脚を触手が強引に開き、乱暴に下着を引き裂く。
「嫌だっ、ダメぇ!」
「ほぅ。
さっきと違って随分と可愛らしい悲鳴だな……」
岸辺の男ハンターたちがニヤニヤと下卑た笑いを見せる。
輸卵管は鎌首を擡げながら、モンクの秘裂に向かってゆっくりと伸びていく。
「嫌、いやあぁぁ!!」
泣き叫ぶモンクをよそに、数本の触手が濡れそぼった花弁を押し広げ、輸卵管の先端が露になった入口にあてがわれた。
「……!!」
モンクの表情が恐怖に歪んだ。
ひんやりとした感触が、接点から伝わってくる。
恐怖で、声も出せなくなった。
輸卵管はこぼれ出た蜜を味わうかのようにそろそろと秘裂をなぞる。
ひとしきり撫で回した後、先端から粘液を溢れさせながら、ゆっくりとモンクの中に侵入をはじめた。
「……ぁ……が……!」
ゆるゆると、しかし確実に押し入ってくるその異物感に、モンクは目を見開いた。
しかし、モンクの意思とは裏腹に、身体は輸卵管を抵抗なく受け入れる。
まるでヒドラの粘液とモンクの蜜が、輸卵管を奥へと導いていくかのように。
最奥まで到達すると、輸卵管は一休みをするかのように動きを止めた。
輸卵管の不気味な脈動が、モンクの恐怖心を煽る。
「……! ……!!」
もはや声にならない叫び。
己の身をさらに深く貫かれ、腹に産み付けられた魔物の子種が孵化し、内側から食い荒らされ果てていく……悲惨な最期の光景がモンクの脳裏に浮かび、顔面蒼白になる。
--舌噛んで死んだ方がマシかもしれない……
震えて舌を噛むどころではなかった。
そして、恐怖に震えるモンクの中で、輸卵管がゆっくりと動き始めた。
「…ぁゎ…ぅ?」
輸卵管の動きは、モンクが想像していたそれとは幾分違ったものだった。
– to be continued –
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